
何の事業を始めるか
私がフリーランスになった時、何を事業にするかあまり深く考えていませんでした。
幸いプログラマーだったので、パソコン1台あればサービスを提供できます。
「自分の出来ることをお客さんに提供しよう」と思いました。
しかし、売り込みをしようと思っても、手元に商品がないので「業務でお困りごとはないですか?」としか言えず、お客さんはITリテラシーが高いわけではないので、どんな問題が解決できるのかわからず、「今は困っていることはないです。」と断られてしまいます。
私はここで顧客に見せるための『実績』や『自分の商品を作る必要がある』と思いました。
IT系ではどのようなことができるのか、過去の実績やデモンストレーション可能な商品がないと、顧客は食いつかない。という現実を見つけました。
実績を作るために、知り合いの個人事業主などにあたって、制作期間の短いホームページを作ることにしました。
ホームページを商品にするメリット
ホームページは良くも悪くも制作期間が短いです。
1サイト1~2か月くらいで作ることができるため、商品の回転率が高いです。
そして、ホームページの公開にはサーバーとドメインが必要であるため、サーバーの管理も任せてもらえば管理費として少しだけマージンを上乗せして、毎月の収益になります。
メールも発行できるので、メールアカウントなども管理してあげる必要があります。
また、ホームページのアクセス分析やSEOコンサル的な業務に発展させることも出来ます。
さらに広報戦略としてリスティング広告などを任せてもらうことも出来ます。
このように、『ホームページ』という一つの商品から他のサービスに横展開がしやすいという点があります。
デザインの移り変わりも激しいので、関係が繋がっていれば、ホームページのリニューアルのご依頼をいただくこともあります。